実施日:2019年07月28日
新渡戸文化小学校
山内佑輔先生
コアとサーボモーターでどんな授業が!?
使ったのはコアとサーボモーターだけです! サーボモーターの動きから何ができるのかを考え、作品を作り出します。イメージが膨らむようにあえてクマの外装は使わず、工作用紙を基本材料としながら、図工室内にある材料との組み合わせも可としました。
コアとサーボモーターでどんな授業が!?
・コア、サーボモーター、電池、画用紙等(図工室にあるもの)
・学校のタブレットに事前にアプリをダウンロード
・当日はタブレットとembotをbluetoothでつなぐのみ、20分程度で、準備完了!
「こんな動きにしたい!」意欲がどんどんわいてきます
まず、基本的なプログラミングのみ教えて、いろいろ試してごらんと子どもたちに投げかけました。サーボモーターの動きから、メトロノーム、鉛筆とコラボした作図マシーン、人形劇シアターのように人形が動いたり、二足歩行ロボットに挑戦したり…アイデアがどんどん形になっていきました。途中で「繰り返しができたらいいのに」という声を拾ってプログラミングの「for(繰り返し)」について教えました。2時間たっぷり試行錯誤できた授業になりました。
「こんな動きにしたい!」意欲がどんどんわいてきます
先生も驚く作品がたくさんうまれました
自分でプログラミングをすること、そこから浮かんだアイデアを形にすることに没頭していました。友だちどうしで作品を見合うことで、喜び合ったり驚いたり、さらに自分のアイデアが深まったり、図工の授業で目指している姿がみられました。
先生も驚く作品がたくさんうまれました
プログラミングが目的ではなく、表現のための手段や子どもたちの発想を広げるツールとして、プログラミングが活用されるような授業にしたいと考えていました。短い時間の中でも、手を動かし、頭を動かし、挑戦と失敗を繰り返しながら、"こう動かしたい!"という思いに向かっていく子どもたちの姿はとてもたくましいものでした。これからも子どもたちと一緒にembotの可能性を探っていきたいです。