実施日:2020年11月17日
棚倉町立社川小学校
薄玲那先生
グループで分担しながら、注目を集められるようなロボット作りに挑戦。
embotを使ってどんなことをしたいかを子どもたちと考えました。すると、コロナ禍で他学年との交流ができないので、3年生から全校生へメッセージを送りたいという意見にまとまりました。
全校生に見てもらうには、どんな見た目にすればよいか、どんなプログラムにすればよいかをグループで話し合い、embotのプログラミングに取り組みました。
・iPadにアプリをダウンロード
・乾電池、色画用紙やリボンなどの準備
グループで分担しながら、注目を集められるようなロボット作りに挑戦。
完成した作品は学校の玄関ホールに設置することで、全校生に見てもらった。
全校生の注目を集めるために見た目をどうするか、各グループで話し合いを行い、計画書を作成し、計画書に基づいて、制作を行いました。
見た目を可愛くデコレーションする、手が動いてメッセージが見えるようにする、みんなが知っている曲(きらきら星)や校歌が流れるようにする、ライトが点滅するようにする、等のアイディアが出ました。
完成後、注目して欲しい所をまとめたポスターとともに玄関ホールにembotを設置し、全校生に見てもらえるようにしています。
完成した作品は学校の玄関ホールに設置することで、全校生に見てもらった。
学校で普段扱っている画用紙などと相性がよいのも、embotの特長の一つ。
embotを組み立てたい!という思いから、説明書を自分たちで読みながら組み立てることができ、達成感を得られました。また、愛着がわいてオリジナルの名前を付けていました。
「プログラミング」に対するイメージが、「楽しい」「自分たちにもできる」というものになり、もっといろいろなことをやってみたい!!という児童が多かったように思います。プログラミングで自信がもてたので、全校生や先生方にもプログラミングの仕方を教えたいという意見も出ました。
考えたプログラムがうまくいかない場合に、試行錯誤しながら取り組むことができ、すぐにあきらめない心構えができたと感じました。ふり返って改善していくということが自然とできていました。
3~4人のグループで活動し、話し合いや仕事の分担を自分たちで考えてできるようになってきたとも思います。embotをどのようにしたいのかをそれぞれ考えをもって話し合うことができていました。
ダンボールの素材が子どもたちにとって扱いやすく、工夫したいイメージがしやすかったのが良かった点です。色画用紙や折り紙など、普段扱っている素材との相性もよく、活動に取り組みやすかったです。
アプリの画面も分かりやすく、子どもたちが自分で必要なブロックを見つけてプログラミングをすることができたことも良かったです。実行中のブロックが表示されるのも、分かりやすかったです。また、embotの動きをシミュレーションできるため、embotが手元に無かったり電池が無かったりした時もプログラミングを進めることができたことで、授業の流れが止まらなかったのがよかったと思います。
学校で普段扱っている画用紙などと相性がよいのも、embotの特長の一つ。